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トータルHipサポーターは、股関節手術後の患者に手術室から着用させられる着圧サポートウェアです。ウエストから患部にかけて編み分けた3段階着圧と尿道カテーテル用開口部により、術直後からの装着を想定して設計されています。衣料品のため滅菌不要・洗濯して繰り返し使用できます。
本品は医療機器ではありません。本ページの研究紹介は当該研究の条件下での報告であり、効果を保証するものではありません。患者への適用は医師の判断のもとで行ってください。
股関節手術後の管理では、創部周囲の腫脹への対応と早期離床の両立が課題となります。従来の選択肢にはそれぞれ運用上の制約があります。
鼠径部・股関節周囲はズレやすく、巻き直しの手間が発生。均一な圧の維持が難しい部位です。
THA術後の大腿周径は術後5日目前後にピークを迎えることが報告されています(対照群106.9±4.1%・術前比)。
体動制限を目的とした器具であり、圧迫による管理とは目的が異なります。
※各手段の位置づけはメーカー資料・文献に基づく事実記述であり、優劣を示すものではありません。
DAAによる初回片側THA 141例(サポーター群77・対照群64)の後ろ向き前後比較で、サポーター群はPOD1・POD5の大腿周径増加が有意に小さく(POD5 103.7% vs 106.9%・p<0.01)、POD5の疼痛NRS(4.0 vs 5.0)・主観的腫脹NRS(6.0 vs 7.0)も低値でした。2週の屈曲ROMは104.2° vs 100.2°(p<0.01)。12週では群間差なし・合併症の報告なし・着用脱落0例。
出典:Ueno T. J Joint Surg Res. 2026;4(3):212–217.(オープンアクセス)
カテーテル留置中は、股部の開口部から採尿バッグをチューブごと外に出して装着します(6ステップ。図解つき手順はこちら)。T字帯の上から・直履きのいずれも可。慣れれば患者自身で着脱できます。
手術室で閉創直後に装着 → 術後24時間は連続使用 → 以降は活動時中心へ。術後1週間程度は洗濯しながらの利用を推奨。関節内ドレーン留置中の使用は想定外(抜去後に使用)。
ウエスト基準で1〜2サイズ上を選定(よく使われるのはLL・3L)。装着前に「リハビリのための圧迫」であることを説明すると、きつさによる離脱(約3%)を抑えられるとされています。
| サイズ | 注文コード | 品番 | JAN |
|---|---|---|---|
| M | V03-000-01 | 90H11500H | 4550269599839 |
| L | V03-000-02 | 90H11501H | 4550269599846 |
| LL | V03-000-03 | 90H11502H | 4550269599853 |
| 3L | V03-000-04 | 90H11503H | 4550269599860 |
| 4L | V03-000-05 | 90H11504H | 4550269599877 |
村中医療器オンライン掲載情報(2026年11月時点)。2027総合カタログ p.926。
医療機器ではありません。サポート機能付きスパッツ(衣料品)です。除痛・腫脹予防等の効能を標榜するものではなく、術後管理を補助する衣料としてご検討ください。
メーカー資料では、THA(DAAでの実績が最多・ALSや後方アプローチでも使用/検証)、人工骨頭置換術、転子部骨折の術後、高齢者のリハビリ時、骨盤帯痛(産後含む)への着圧サポーターとしての使用が想定されています。
衣料品のため不要です。洗濯しながら繰り返し使用します。
関節内ドレーン留置中の使用は想定されていません。抜去後の使用が推奨されています。ドレーン非使用のTHAでは術直後からの着用が可能です。
①院内売店経由(外来でサイズを説明し、売店から卸へ発注)②病院備品として一括購入し患者へ提供、の2パターンが案内されています。詳細は村中医療器の担当営業所へご相談ください。
村中医療器オンラインの標準価格は3,000円(税抜)です(2026年11月時点)。院内導入時の条件は担当営業所にご確認ください。